上手なお医者さんのかかり方

「かかりつけ医」のすすめ

「かかりつけ医」は、信頼できる身近なお医者さん、普段の自分や家族のことをよく知っていて相談しやすいお医者さんのことです。
急な病気は、もちろん、健康のこと、医学や医療のこと、いろいろ些細なことも気軽に相談できます。
入院や高度治療が必要な場合には、「かかりつけ医」から適切な医療機関を紹介してもらえます。
引っ越しして来たばかりの方は、この「医療ナビ」をご活用いただき、「かかりつけ医」を持ちましょう。

急病でないかぎり、休日・夜間の受診は控えましょう

診察には、医師の他にも看護師や検査技師など多くのスタッフが必要です。よりよい医療を受けたいと考えるならできるだけ、通常の時間内に受診しましょう。急病の場合を除き、診療時間内にいつも診察をしてもらっている「かかりつけ医」に診てもらいましょう。

診療時間外の休日・夜間に急な病気やケガをした時

  1. まず「かかりつけ医」にお問い合わせください。
  2. 「かかりつけ医」が不在の時は、各市町の休日当番医や休日急患センター(豊前築上地区)や救急告示病院等へお電話でご相談ください。

※明らかに緊急を要する場合は、119番にご連絡ください。緊急通報マニュアルはこちら

症状や様子がわかる人がついて行きましょう

お子さんや高齢者の場合は、発熱などの症状、食事の状況、飲ませた薬などを説明できる人がついて行きましょう。

保険証/マイナンバーカードは必ず持参しましょう

[その他受診するときに持っていくと便利なもの]

  • 診察券、熱の状況を書いた体温表(グラフ)
  • 飲んでいる薬や名前のわかるもの(薬剤情報・お薬手帳)
  • 今回の症状などのメモ

[乳幼児の場合・・・上記の持ち物に追加で持っていくとよいもの]

  • 母子健康手帳、こども医療費受給資格者証
  • 便の様子がおかしい時、便(オムツ)
  • ティッシュペーパー、タオル、着替え、替えオムツ、お気に入りのおもちゃや絵本

診療所と病院の連携について

体の不調を感じたときは、まず「かかりつけ医」へ行きましょう。「かかりつけ医」が精密検査や専門治療が必要と診断した場合には、適切な医療機関を紹介してくれます。
紹介された医療機関には「かかりつけ医」の紹介状を持って行きましょう。特に「大病院」では、紹介状がないと初期医療費が割高になることもあります。
紹介状には「かかりつけ医」で受けた治療の内容や、検査結果が書かれているため、転院先の医療機関に患者さんの状況を正しく伝えることができます。
紹介された医療機関で治療を受けた後は、再び「かかりつけ医」の元に戻ることができます。